
こんにちはタクティと申します。
私は、今年の3月に離婚をしました。それを機に1人暮らしをしています。あ、相棒のトム(ねこ)と一緒に暮らしています。
そして、引っ越しをした際に持ち物の断捨離をしました。それからは、固定観念を無くすように心がけて、生活をしていく上で必要になったものだけを購入するようにしています。
その結果、今のところ、冷蔵庫は家にありません。
1人暮らしをして3ヶ月経ちましたが、率直な感想として、私的に困ることはありませんでした。そんな私の生活してきた上で感じたことを今回は書いていきます。
冷蔵庫がない暮らし・感じたメリット
①電気代の節約になる
これは当然のことですが、冷蔵庫がないので電気代がかかりません。
では、冷蔵庫っていったいどれくらいの電気代がかかっているのか?実は家の中で使う代表的な家電の中で消費している電力は最も大きいのだそうです。
当たり前ですが冷蔵庫は一度購入して家の中に設置すると、24時間365日四六時中稼働し続けます。それが、あるとないとではその差は言わずもがな歴然ですよね。
調べてみると、一人暮らし用の冷蔵庫での年間の電気代は6000円~8000円ほどだそうです。6000円だとして、12ヶ月で割ると1ヶ月500円ほど、そう考えるとそんなに高くはないと感じるかもしれませんが、電力を常に使い続ける家電が家に無いというだけで、少し気持ちが軽くなった感じがします。
あと、実感してることは、無駄遣いをしないかと思います。
きっと冷蔵庫があると、何か買って帰ると思いますが、ありませんので買って帰ることはありません。常温で置いておける物は限られています。
それに冷蔵庫に保存していたとしても一人だと結局食べきれずに結局、賞味期限をこえて処分するなんてこともあるでしょう。
②その日に食べきる
食材の保存ができないので、その日に食べたい物を食べきれる分だけ食べます。
もしも冷蔵庫があると冷蔵庫に残っている食材を無駄にしないように残り物ありきで献立を考えるため、その日に食べたいものを食べれないことだってあるかもしれません。
そもそも私は自炊をほとんどしませんので、献立を考えることはありません。
1日1食生活となった私は、外で食事を済ませますので、台所も汚れることはありませんし、生ごみもほとんどありません。
食材の保存はできませんが、今日、一番食べたいものを選んで食べる、ということはある意味贅沢な気分ですし楽しくもあります。
③冷蔵庫のスペースが解放される
冷蔵庫という大きな家電が一つないだけで、かなりのスペースが生まれます。
圧迫感もなくなり、その分気持ちがスッキリして楽に感じます。冷蔵庫があるとないとでは全然違うと思いました。
本当なら冷蔵庫を設置すであろうスペースを有効活用して、私はゴミ箱と猫のエサや道具などを入れておくバケツを置いています。

④食品、食材ロスがなくなる
冷蔵庫があることで、食品、食材を保存しておくことができます。とても便利なことではあるのですが、買いだめなどが出来てしまうことで、けっこうな確率で食品食材ロスが生まれます。私は普段ヘルパーをしていて高齢者の自宅に訪問して介護をしているのですが、生活援助の支援で調理や掃除もします。冷蔵庫を見たときに食べきれなかった食品食材を処分することがよくあります。やっぱり食べ物をゴミ箱に捨てるといことは気分がいいものではありません。
冷蔵庫がないってだけで、その日に食べきれる物を買うか、常温保存ができるものしか買わなくなります。缶詰とか乾きものとかでしょうか、一人暮らしをして3ヶ月、私は食べ物を捨てたことはありません。
⑤ビールを飲む量が格段に減った
みなさん、お酒は飲みますか?私は、ビールを飲みます。
冷えたビールっておいしいですよね。ビールはやっぱり冷えているからこそおいしいと思います。冷蔵庫があるとやっぱり、いつでもビールが飲めるようにビールを買い溜めしておくと思うんです。
冷蔵庫を置かない生活になってからは、私が飲むものは、基本的には常温でも飲めるような水くらいになりました。ビールが好きな私もさすがに常温のビールは飲む気になれません。
ただ、ビールが全く飲めない生活になるわけではなく、近所のコンビニでビールを買って飲むこともできます。飲みたくなったらお店で買って、持って帰ってきて飲めばいいかなと思いました。冷蔵庫の中にビールが常にある状態は健康的にもあまり良くないと思いますので、身体にとっても良い生活になるはずです。
冷蔵庫がない生活・感じたデメリット
これを言うと、もともこもないのですが、私自身は冷蔵庫がない生活を3ヶ月ではありますが、今のところ支障は感じていません。しかし、これは人それぞれで生活習慣にも左右されるところだと思うので、デメリットを考えていきたいと思います。
①冷たい飲み物は家で飲めない
当然のことながら、家に冷蔵庫がないと冷たい飲み物は飲めません。人によっては冷たい飲み物が飲めないなんて苦痛でしかない場合もあるでしょう。
私としては先に述べたように、家では、ほとんどが常温の飲み物かもしくは、豆から轢いて淹れるコーヒーを飲んでいますので、冷蔵庫がないことによる不便さは感じていません。
②食材が保存できない
ここで言う食材は要冷蔵のもの、卵や野菜やお肉など常温保存が厳しい食材です。冬場だとギリギリいけるかもしれませんが、夏場の常温は絶望的ですね。
私は卵を買ってきてその日のうちにゆで卵にして2日に分けて食べますが、自炊ということをほとんどしないので、少しでも食費を浮かして自炊を考えている人は冷蔵庫が必須となるかもしれません。基本的に買ってきた食材はその日に使い切り食べきることを意識しておけば冷蔵庫がなくても大丈夫かもしれませんが、これも難しそうですよね。
私は、ほぼ1日1~2食にしてほぼ外食で済ませていますが、そこまで食費の面では気になりません。
冷蔵庫なし生活の考え方
私の場合は、引っ越しをきっかけに生活に必要な物を買っていきましたので、今の考えに至りました。今すでに冷蔵庫を持っている人がいきなり冷蔵庫を手放すことは難しいでしょう。というかできないと思います。
ただ、冷蔵庫なし生活に興味がある方やすでに持っているけど必要さを感じていない方、冷蔵庫があることにストレスを感じている方へ、冷蔵庫なし生活の考え方をお伝えします。
①街のコンビニやスーパーにも冷蔵庫はある。
冷蔵庫なし生活を始めて思ったのは、コンビニやスーパーに行けば食料を冷蔵庫にいれて冷やしてくれています。それを買えば食料は手に入ります。
これは住んでいる環境にもよります。近くにコンビニやスーパーがないという人もおられると思いますが、
街へ行ってコンビニやスーパーで食料も手に入るし、冷たいものだって飲めなくなるわけではありません。
家で保存できなくなるだけで、街ではいつでも手に入ります。
もしも、家にお風呂がない人でも銭湯へいけばお風呂に入れるし、スポーツクラブなんかでもお風呂に入れます。
街も自分の家の延長上にあると考えれば少し感じ方も変わるかもしれません。
もちろんその都度、お金がかかるのも事実ですが、家に物を置かなくてもよくなります。物がなくたって問題なく生きていくことができることに気がつくことができます。
あの大きな冷蔵庫がない、というだけで私は、物理的にも精神的にも身軽に感じます。
②オートミールを始めました

冷蔵庫なしの生活をするにおいて、デメリットは食材の保存ができないことは、先に書いた通りです。食材の常温保存ができて、健康的にもいい便利な食材を調べたところ、「オートミール」に行きつきました。
オートミールとはオーツ麦というのを乾燥させたものです。グラノーラなんかの原料となる食品ですね。今ダイエットをする人たちの間でお米に代わる新たな主食として、注目されている食材だそうです。
調理法も簡単でアレンジレシピも調べるとたくさん出てきます。
お米よりも栄養価が高くて、血糖値の上昇も穏やかで、何より魅力的なのが安くてスーパーなどでも手に入ります。
ヨーグルトに入れても良し、お水と混ぜてレンジでチンするも良し、
私はこのオートミールをよくホットケーキにして食べています。
卵2個とオーツ麦とバナナを細かく刻んだものをボウルに入れてかき混ぜます。それを熱したフライパンで適量焼くだけです。ハチミツをかければ、よりいっそうおいしく食べられます。
調理時間も短くて栄養価が高くて、ダイエットにもおすすめします。
オートミールについてはまた別のブログで紹介したいと思います。
冷蔵庫なし生活・まとめ
ここまで、いかがでしたでしょうか?
私としては、経済的に、健康的に、精神的に、良い面があると今のところ感じています。
しかし、これが1年後とかなると、また考え方も変わっているかもしれませんが、今は本当に生活に支障は感じていません。
最初はさすがに冷蔵庫はいるでしょう?と思っていましたが私の思い込みでした。
やってみると案外、快適にすら感じています。
みなさんの中にも、無理ー!と思ってらっしゃるかもしれませんが、それは単なる思い込みなのかもしれません。
何事にも固定観念は無くしたほうがいいかもしれませんね。
冷蔵庫なし生活に興味がある方の参考になってもらえたら嬉しいです。