世にも奇妙な君物語 【シェアハウさない】

みなさんこんにちは

タクティと申します

今回のブログは読書感想ブログです

タイトルにある通り

朝井リョウ著 世にも奇妙な君物語の第一話【シェアハウさない】

というお話の感想を書いていきたいと思います

シェアハウさない

この話の主人公は「田上浩子」(たのうえひろこ)という人物

過去にとある事件をきっかけに性犯罪について研究するフリーライターをしています

浩子が居酒屋さんで一人でお酒を飲んでいるところから始まります

けっこうお酒も入り酔っぱらっています

泥酔状態です

浩子は初めてライターとしての大きな仕事が決まって、祝い酒にと、一緒に飲んでくれる人を探して友達に電話をかけまくっていましたが、

結局誰もつかまらずに一人で飲んでいました

しかたなく帰ろうとしたとき、酔いもまわったせいか、酩酊状態に。

一人では帰れない状態となったとき、居酒屋にてある女性に助けらます

目が覚めると

浩子は、とある一軒家で目が覚めます

そこは、とても開放的なリビング

そこにいた40代くらいの女性「真須美」

どうやら彼女が昨夜、酩酊状態の浩子をこの家まで運んできてくれたようです

彼女はとても親切で明るく、お水や朝食まで出してくれました

浩子も恐縮しつつも、真須美からの好意に甘えることに

そんな時、突然この家に「ごめんなさい」と慌てて、謝りながら帰宅してきた人物

20代後半くらいの女性「由香里」です

浩子は挨拶をして、この家に来た経緯を説明しようとすると

真須美から遮るように「通りかかった道で倒れていた」と伝えられます

そんな真須美の言葉に浩子は首をかしげます

酔っぱらっていたけど確かに居酒屋の中で助けられたはず…

まあいいか、と思いながら

三人での朝食。

キッチンにあるホワイトボード。

そこに書かれていたのは、

真須美、由香里以外に、章大(あきひろ)良治(りょうじ)の男性の名前が書かれていました

どうやら、この家は女性2名、男性2名で共同生活を送るいわゆるシェアハウスのようです

それを知った浩子は心の中で興奮します

というのも、ライターとして仕事で特集記事を担当することになったテーマが、まさにシェアハウスでした

この機会を逃す手はないと、このシェアハウスの住人たちに取材を試みるため接触を図っていきます。

シェアハウスでの食事会へ

浩子は、助けてもらったお礼にと、後日、手土産を持参してシェアハウスへ行きます。

そこで、前に会えなかった良治、章大とも会うことができ、

みんなで夕食を共にすることになります

良治は40代半ばで、貿易会社勤務、身なりもよく収入もあることがうかがえる

章大は今年30になる。営業職で明るく、女性にも臆することな接する様子からモテてきたであろう

収入もある、友人もいる、料理屋や家事もできる

彼らがなぜ一緒に暮らしているのか?

浩子はますます彼らに好奇心を抱き始めます

一方で感じた違和感もありました・・・

真須美との出会い、

助けられたときの説明は相変わらず

「道端で倒れていたのを、偶然そこにとおりかかった。私が居酒屋にいたわけじゃない」

と、明らかにその説明は嘘をついているものでした

もう一つ気になること

4人もの大人の食事会で、皆がお茶等を飲んでおり誰もお酒を飲まないこと

これは、浩子も少し気になった程度でした。

一緒に住むことに

食事会の際に、近く由香里がシェアハウスを出て一人暮らしを始めることを知ります

浩子はチャンスとばかりに、自分が由香里と入れ替わるカタチでシェアハウスに住ませてもらえないか提案します。

協議の結果後日、住人達からの許可もでて一緒に暮らすことになりました

一緒に暮らすことになり、わかったこと。

シェアハウスにはネット環境がなく、住人は誰もパソコンを使わないこと

ホワイトボードに必ず帰宅時間を書くこと

それ以外は特にはない

浩子は思い出します

初めてこの家にきた朝、由香里は慌てて帰宅。

そして真須美に帰宅が遅くなったことを謝っていた

大人が朝帰りしたことに対して、謝ることに浩子は違和感を感じていた

どうして帰宅時間にそこまでこだわるのか・・・

浩子の過去

浩子は過去にあったとある事件をきっかけに性犯罪を研究するフリーライターです

その浩子も暗い過去を背負っていました

実はその「とある事件」の当事者は浩子自身でした

浩子自身が性犯罪に巻き込まれた被害者でもありました。

微力かもしれない、だけど、何かしたい。自分のような思いをする人が少しでも減るように

そんな思いから浩子は海外や様々な性犯罪の資料を集めて研究をしているのでした。

そんな資料を見ながらも、シェアハウスへ引っ越すため荷造りをしていると、

シェアハウスの住人の良治から電話がかかってきます。

今から家に来れないかな?

明日の引越しのことでちょっと確認しておきたいことがあって

わざわざ家にいかないと確認できないことってなんだろう・・・

そう思いながらも浩子はシェアハウスへ行きます

感想

と、ここからがこの【シェアハウさない】のクライマックスになります

ここからの展開が一番の見どころ、読みどころなので、ブログではここまでにしておきますね

私の読み終わったときの感想としては、少しの放心状態と

一見シェアハウスというポップなテーマですが、生々しいリアルな部分も垣間見てしまった気持ちになりました

これまでの浩子が感じ取っていた違和感の伏線も最後は回収されていきます

なぜネットがないか、お酒を飲まないのか、

最後の物語のテンポは急加速していく、リビングでの展開、演出はゾクゾクしてしまい

私自身も本の中に入り込み、一気に読んでしまいました

まさに本家の世にも奇妙な物語を彷彿とさせる感じです

あのテーマ曲が聞こえてきそうです

気になる方は是非続きをこちらの本、「世にも奇妙な君物語」【シェアハウさない】をチェックしてみてください。

朝井リョウ著【正欲】感想

みなさん、こんにちはタクティです。

ブログを覗いてくださり、ありがとうございます。

  • 私の簡単なプロフィールです。
  • 中学1年の頃スケボーにドはまり、18歳から31歳まで某フィットネスクラブにてインストラクター、その後、無資格でヘルパーとして病院に3年間勤める。この頃、地元の友達とバンド結成。ラップに出会う。介護福祉士取得後は訪問介護へ転職。現在は同事業所にて管理者兼サービス提供責任者に。現在もバンドは継続中。16年の結婚生活も終わりを迎え、猫と二人で暮らす齢40になる男

よろしくお願いします。

さて、今回のブログはタイトルにもあった通り、読書感想ブログです。

最近は色んな読書をしてきましたが、久しぶりに、小説を読みました。

もともと私は読書と言えば、小説、文庫本ばかり読んでいたんですが、しばらく読んでいなくて、お勧めされて、キンドルで購入して読みました。

やっぱり小説はいいですね。その本の世界の中に入り込んでいけるので、現実とは違う世界線に行ったような気持になれるところが改めていいなぁ、と感じました。

では、個人的な感想を書いていきたいと思います。

正欲

今回、私が読んだ本は朝井リョウさんという作家さんが書いた、「正欲」という作品です。

本当にすごい作品でした。多様性っていったい何なのか、是非皆さんにも読んでもらいたいとおもいました。

【あらすじ】

あってはならない感情なんて、この世にない、それはつまり、いてはいけない人間なんてこの世にいないということだ

息子が不登校になった検事、初めての恋に気づいた、あるコンプレックスを抱える女子大生、一つの秘密を持つ契約社員、一つの事故死をきっかけにそれぞれの人生が重なりあっていく。しかしその繋がりは多様性を尊重する今の時代にとっては、ひどく不都合なモノだった。「自分が想像できる多様性だけを許容して、秩序を整えた気になってそりゃ気持ちいいよな、」 自分の想像力の外側を描く、でも現実味のある世界。

簡単なあらすじではありますが、こちらの朝井リョウさんの作品は初めて読ませていただきました。誰もが少し気になってはいるが、実際に自分に突きつけられたときにどう感じたらいいか改めて問題提起をされたような、あなたはどう思う?と問われているような作品でした。

少しネタバレ含みます

いわゆる、マジョリティ(多数派の人)が出てきます。

マイノリティ(少数派の人)は自分のことを全て理解してもらおうと思ってなんかいません。

どうせ、伝えたところでわかるわけがないから、放っておいてくれ

私は、人には言えないような特殊性癖を持っているわけではありませんが、他人に対して、恋愛事情や、性癖などについて探ったり、根掘り葉掘り聞いたりしても構わない。そんな空気は何か苦手だとは感じていました。

本に出てくる人物のセリフで、

生き延びる為に、手を組みませんか?

という言葉があります。色んな生き辛さの中で葛藤する人たちの手段でもあり希望でもあった言葉が印象に残っています。

同じ価値観の人との出会い、社会で生き抜いていく為に、実際に手を組み、初めて希望を見いだすことができた姿には熱いものを感じました。

とはいえ、この物語の人物のようにさらけ出したくないことも理解できるのですが、私個人としては、さらけ出してしまいたいと思う自分もいます。その上で共感や理解し合える人たちとの出会ったり、繋がっていきたいと思っているの本心です。

この本のタイトル「正欲」、せいよくは、きっと「性欲」と頭の中で自然と変換されるはず、

実際にこの本でも、性欲に関する話になります。

今の時代的に「ダイバーシティの多様性」などは耳心地がよくもてはやされた言葉です

しかし、その性欲においての多様性はマジョリティが理解できるモノに限られてくる。

多くが理解されない性欲については、社会から存在してはいけないものとして、排除されていく。犯罪にならないものであったとしても、多くから理解されなければ、悪いものとして、決めつけられてしまう。

現実において、それは性欲に限られたモノではないと思います。

これが一般社会で「普通」だから従うべきである、というような理屈で、明らかにおかしいことでも押し通す、それが当たり前だから、と信じて全く疑わない、主張をする人もいる。

私自身も、ついそれが普通ならいいか、と盲目的になり思考することすら忘れてしまいがちになります。それが楽だと思ってしまう一方で、本当の自分を出せていないと思います。

それが、人によっては本当に生きづらい世の中になっているのかもしれません。

感情移入してしまった登場人物

神戸八重子

とあるコンプレックスを抱えた女子大生で、ある男性に初めて恋心を持ちます。

自分に自信がなく、内気な性格で異性と接することが苦手でもある彼女、

しかし、彼女の心の動きから、感情を、自分をさらけ出し相手に訴えかけるシーンは熱いものがこみ上げてきました。

私は私と考え方の違うあなたともっと話したい。全然違う頭の中の自由をお互いに守るために、もっと繋がって、もっと一緒に考えたい。私いま、本当に心からそう思ってる

心のままの、その言葉が相手のこころを揺さぶるシーン

作中でも八重子は少しウジウジしたあまり明るい性格ではなく、最初は私もなんか苦手だなーとか思っていましたが、相手を想い心からでた言葉にこの八重子というキャラクターの印象が変わりました。

個人的にはこの2人の今後の展開がどうなっていくのか、見てみたいと思いましたね

まとめ

世の中には自分が想像もできないことが、たくさんあって、

一方ではマイノリティでも、

一方ではマジョリティだったりもすることもきっとあると思います

「正欲」とは何なのか?読者に対して突きつけられたテーマのように感じました。

読む前の自分、読んだ後の自分とは明らかに多様性という言葉の感じ方が変わったように思います。

興味を持たれた方は是非、読んでみてください。そして感想などお聞かせいただけると嬉しいです。

では、また。

【超 筋トレが最高のソリューションである】紹介!

皆さんこんにちは、タクティです。

私の簡単な自己紹介です。
  • 中学1年の頃スケボーにドはまり、18歳から31歳まで某フィットネスクラブにてインストラクター、その後、無資格でヘルパーとして病院に3年間勤める。この頃、地元の友達とバンド結成。ラップに出会う。介護福祉士取得後は訪問介護へ転職。現在は同事業所にて管理者兼サービス提供責任者に。現在もバンドは継続中。16年の結婚生活も終わりを迎え、猫と二人で暮らす齢40になる男。

本日はこちらの書籍のご紹介です。

「超筋トレは最高のソリューションである」

すごいインパクトのあるタイトルから思わず読んでしまいましたが、私は10年ほど前までスポーツジムで働いていた時期もあって、今も自宅で筋トレはやっていたりします。

なのでこの本のタイトルからして興味津々なわけです。

今回も私が読んでみた感想や、要点などまとめたものをご紹介させていただきたいと思います。

結論から

というか、もうタイトルで結論が出ているわけなんですが、

一言でいうと、

「筋トレこそが全てを解決する」「だから筋トレをやりましょう」

こんな感じの結論がでております。

という結論がでているのは、著者のテストステロンさんは、筋トレによって人生を大きく変えた方だそうです。

こちらのテストステロンさんは今ではTwitterのフォロワーが100万人以上いて、とにかく言葉一個一個の重みがある、言ってみれば筋肉インフルエンサーなわけです。

テストステロンさんは書かれております。もともとは何の取柄もないタダの肥満児であったと、この本で語られています。

体重は110キロと、かなり太っておられたそうなんですが、高校生の時にアメリカへ留学されたそうです。その時に決心されて筋トレを始めたそうです。

筋トレについて1から学んで、そしてそれを実践するということを繰り返していき、なんと約40キロのダイエットに成功されたそうです。

そこからは人生が面白いように好転していくという体験をされたそうなんです。

その筋トレによって人生を一変させたという経験があったからこそ、今では

「筋トレは人生を変える」「筋トレは最強のソリューション」

という信念のもと様々なメディアにて、筋トレの啓もう活動をされていて、この本でも、その一貫ということなんであります。

成功体験からの情報発信

こう聞くと、勢いに任せた、成功体験からくる単なる情報発信なんだろう…

と思う方もいらっしやるかもしれません。

正直なところ、そういう部分もあるかと思いますが、テストステロンさんの発信はそんな勢いもあって感情が乗っているところが面白いところでもあります。

しかし、ちゃんと科学的視点も取り入れているところが、いいなぁと思いました。

きちんと、早稲田の大学院の最新のスポーツ科学を研究されている「久保孝史先生」が監修されていて、科学的根拠体のメカニズムに対する知識を元に丁寧に解説してくれておりますので、根拠や裏付けもしっかりとれているので、安心して読み進めることができました。

そんな訳で、私が、今回のブログで最もお伝えしたいことは、

テストステロンさんの熱い情熱と、久保先生の確かな知識を掛け合わせて書かれたこの本の

ただマッチョになるだけじゃない、筋トレによるメリットと、過去にスポーツインストラクターをやっており今も週に2回は筋トレをしている私タクティが思った、感じた感想、この2つをなんとか、筋トレの魅力がわかるようにお伝えしていこうと思います。

筋トレのメリット

わかりやすいところは、

スタイル体格が良くなります。

シンプルに太っている人は痩せますし、ガリガリに細すぎる人は体格がしっかりとしてくるので、結果的に男としては良いですよね。

単純に異性からモテるようになりますよと、本書では言われています。

もちろん男としてだけではなく、これは私の主観もありますが、何もされていない人よりも、何か運動をされていて体型が維持出来ている人の方が、いいなと思います。

芸能人でいうと、ローラさん、中村アンさん等、何となく今の時代だとモテるような感じがしています。

テストステロンさんはおっしゃられています 筋トレはモテスパイラル を生み出すと、

まず筋トレをしていい体になると、自分のことが好きになります。そして思い切って異性にアプローチできるようになり、結果として、モテだしますと、

そして更に自信が生まれて、筋トレ以外のことにも積極的に挑戦するようになります。

そして筋トレ以外のこともいろいろと成長するようになってきて、その結果、自分がポジティブな思考になっていくようになります。すると、そんな自分の周りに集まってくる人もポジティブな人達が集まってきて、人生が最高になっていき、人生が最高となっている人は更にモテていくというわけです。

こんな感じで筋トレが起点となって、モテスパイラルが巻き起こっていくと、テストステロンさんは語っておられました。

スタイルが良くなってモテるという観点もありますが、他にもアンチエイジングという老化防止の効果も筋トレにはあるようなんです。

詳細は割愛しますが、老化の主な原因として、運動機能の低下が言われています。

人間とは何も運動などをしなければ、30歳ごろをピークに運動機能が下がっていってしまいます。ただ、それでも筋トレをすることで、低下していくのを食い止めることもできますし、何なら、高めていくことだってできるんです。

ちなみに、今まったく運動経験のない40~50代の人でも今から筋トレを始めても、遅くありません。なんと60歳前後でも筋肉量を増やすことができた、という研究結果がるようなんです。

他にも骨や肌や記憶力にも筋トレはプラスとなる研究結果が出ているようですので、アンチエイジングのためならば、高いサプリメントなどを飲むよりも、安全かつ正しい方法で筋トレをする方が良かったりもします。

最も伝えたいメリット

私として最もお伝えしたい筋トレのメリットは、モテるとかアンチエイジング効果ではなくて、自分たちのメンタル、精神状態においても筋トレはプラスの効果があるというところです。

テストステロンさんはこの本の中で、「死にたくなったら筋トレをしろ」ほかにも「手首を切るくらいなら、自分の筋繊維を切れ」とインパクトのある名言を残されていました。

あとこんなこともおっしゃっていました「自尊心と筋肉は兄弟のようなもの」なんだと。

他にも筋トレをしていると今まで上げることの出来なかったダンベルやバーベルを上げることができたり、腹筋が割れてきたり、周りの人から体の変化に気づいてもらえたり、と筋トレそんもの自体はきついものではあるんですが、がんばったそのあとの自尊心をぶち上げてくれるイベントが目白押しなんです。

いつも落ち着いた幸せなメンタルでいるためには、自分を好きになること、自尊心がすごく大事になってきます。なのでその自尊心と兄弟でもある筋トレを今すぐやりなさい、とテストステロンさんはおっしゃっていました。

久保先生も科学的な根拠も踏まえて、筋トレはメンタルヘルス、私たちの精神状態にポジティブな働きをするホルモンを分泌するんだとおっしゃっていました。

ここは諸説あるようなのですが、筋トレは主に3つのホルモンを分泌してくれるそうです。

①やる気や闘争心にポジティブな働きがあるテストステロン

②心を落ち着かせる安定させるセロトニン

③高揚感や興奮や幸せや快楽を感じるドーパミン

これらのホルモンを分泌してくれるので、この3つのホルモンでメンタルも整っていくわけです。

確かに思い返してみると、筋トレをがんばってやっている人たちって何だか元気で、何となく幸せそうだなーと今思えばそう感じますねぇ

冷静に考えてみて、筋トレで元気で幸せ!ってもしかしたらバカっぽいって見られるかもしれないですけど、自分が幸せって思えていたら、嫉妬や恐怖を感じないし、他人がどう思おうが、メンタルが安定してるってすごくいいことだと思います。


筋トレって、痩せるとか、マッチョになるとかそんなイメージかとは思うんですが、実は私たち現代人が抱えているメンタルの問題も解決してくれるんです。

つまり心身の健康、心と体のどちらも健康にしてくれるんです。これって社会で生きる全ての人にとってとても大事なことだと思います。

どれだけ優秀な人材であったとしても、体がボロボロで心もガタガタだと、ベストなパフォーマンスを出すことができないと思います。

だからこそ、世界で活躍するグローバルエリートと呼ばれる人たちは筋トレを欠かさないそうです。例をあげると、

アメリカの元大統領のオバマやFacebookの創業者マークザッカーバーグとか、世界有数の金融機関シティグループのマイケルコルバットも筋トレを欠かさずしているそうです。

他にもあげだすとキリがないほどいるかとは思います。

そんなグローバルエリートたちだけではなく、日本に住んでいる私たちも、体とメンタルのどちらも整える必要があるかと思いましたので、筋トレのメリットとしてメンタルにもプラスの効果があるということをお伝えしたいと思いました。

タクティ的ポイント

ここまでで読んで頂いて、筋トレを自分もやっていこうかなーと考えている方へ、

元スポーツインストラクターでもあった私タクティが筋トレを出来るだけ継続させていくポイントを紹介したいと思います。

ジムで働いていたからこそよくわかるんですが、最初スポーツクラブに入会した時ってがんばろうって思って決意されているので、最初の1週間は本当にがんばってジムに来るんですが、

なかなか継続して2週間、3週間って継続しにくいんですね。そして3ヶ月を目安に来なくなって退会するってパターンをたくさん見てきました。

筋トレや運動って基本的にキツイものなので、よっぽどドM気質な人を除いて、継続しにくいモノなんです。

筋トレは大事だと頭ではわかっているんですが、今日はやめておいて明日いこうかなーとか、気持ちが揺らいでしまうことがあるんですよね。そんな気持ちもすごくよくわかります。

継続するポイントとして、

①時短をする。

まず準備の時短です。これはけっこう大事だと思っています。続かない人がやりがちなのが、筋トレいこうかなー?と考えてしまうことです。着替えや、タオルや靴など準備しているうちにだんだん気持ちが乗らなくなってきて、やめとこーとなりやすいです。

まずは、筋トレ行くかどうかを迷わないこと、これを考えてしまうことで、他の筋トレ行かない理由を探していってしまいます。

なので、対策として最初からスケジュールに組み込みます。何曜日は必ず筋トレをする。と決めておきます。あと準備についても出来るだけ家から近い、通いやすいジムに入会する。靴もジムに預けるようにしておく。荷物も最低限の物だけにしておく。こうして出来るだけジムへ行くという心理的なハードルを下げておくことで、継続しやすくなるはずです。

極論になりますが、一番いいのは自宅で筋トレをすることが心理的ハードルを下げられると思います。私は完全に自宅トレーニング派です。上級者になると物足りなく感じますが、初級者にとっては自重トレーニングという自分の体重をかけてのトレーニング、腕立て伏せやスクワットなどでも十分に効果は得られます。この自宅トレーニングが一番準備など必要ないので、継続しやすくはなりますね。

②トレーニングの時短

二つ目はトレーニングの時短ですね。トレーニングをただ長くやれば、やってる感はでるのですが、継続が難しくなりますし、実は筋肉的にも効果が弱くなるようです。

オススメとしては1時間くらい、最初は30分程度でもいいです。

なんかちょっと物足りないなぁくらいの感じで終わらせてしまいます。

1回40分程度にしておいて、週に2.3回行く、その上でやり過ぎない、物足りないらいで終わらせるところがポイントです。

ここが大事だと思っていまして、ヘトヘトになるまで追い込んでやってしまうと、次トレーニングをやろうとしたときにヘトヘトになったトレーニングの辛さを思い出してしまって、結果、継続しにくくなってしまいます。仕事なんかで疲れているのに、またあんなにキツイことするのかーと思ってしますと誰だって続かないですよね。

なので特に仕事のある平日なんかはネガティブな気持ちにならないように、毎回少し物足りないくらいで終わらせることが継続させるポイントになります。

あと、どのトレーニングをやろうかなー等考えることも、その迷う時間で更にトレーニングから遠のいてしまうので、筋トレの知識がある方でなければ、最初は必ずジムにいるトレーナーに教えてもらうことをお勧めします。

特に正しいフォームやどのトレーニングを何回、何セット、重さなど、最初にメニューを組んでもらうこともいいでしょう。ここはほんとに大事で、正しいやり方でなければ、効果が出にくいというのと、効果がでなければ、もうやめてしまおうと、続かない原因となってしますので、初めはぜひ基本を教えてもらってから筋トレを始めるようにしましょう。そしてその知識を元に1時間以内の物足りないくらいで終わらせるようにしましょう。これをすることでかなり筋トレも継続しやすく効果も出やすいかと思いますので意識してやってみてください。

まとめ

筋トレこそが全ての悩みを解決する

だから筋トレをしよう

効果としてモテるやアンチエイジングもありましたが、

その中でもメンタルにおよぼすメリットについて書いていきました。

自尊心、自己肯定感を高めるといった効果もあり安定した落ち着いたメンタルになる。

継続がしにくいので、①準備の時短と②トレーニングの時短を意識する。

とはいえ、私も休日とかおうちで猫とダラダラ過ごして何もしない日だってあります。

何もしないので体は休まったはずなのに、なぜか何もしなかった、休日を無駄にしたという罪悪感みたいなものを感じてしまうこともあるんです。

そんな時こそ筋トレがいいと思います。

何もしなかった日でもジムや自宅ででも筋トレさえすればスッキリしてがんばった感がでますので、だらけてしまった休日でさえも許せてしまいますので是非やってみてください。

というわけで今回はテストステロンさん著である「超 筋トレが最高のソリューションである」をご紹介させていただきました。

私も今日から改めて決意して筋トレ継続していきたいと思いますので一緒にがんばりましょう!
では、また。

【空腹こそ最強のクスリ】後編

今回は前回のブログでご紹介した本、空腹こそ最強のクスリの後編になります。

なにぶん、結構なボリュームになりましたので、2回に分けて書いていきたいと思います。

前編に関しては、またおさらいがてらブログを遡ってご覧いただければと思います。

では、後編もよろしくお願いします。

1.糖がもたらす毒!?

前回のブログでもお伝えしてきた通り、この本では食事を摂らない時間、空腹時間を16時間空けましょうと推奨しております。

それは、働き過ぎている胃腸や肝臓、内臓を休ませる為とも言われています。

詳しくは前回のブログをご参照ください。

しかし、「16時間の空腹時間を空けたほうがいい」ではなく、

「16時間空けなければいけない」と認識をしておいた方がいいかと思います。

なぜか、

「現代人は糖質と脂質を摂りすぎている」からなんです。

でも皆さん、糖って、おいしいですよね。よくお店で見かけるようになったのは、糖質ゼロや糖質オフ、あれってやっぱりどこか物足りなく感じませんか?

甘い方が美味しいに決まってますもんね

実は、あれは本能に訴えかけられていて、どうしても糖を欲するようになっているんです。

糖を摂ることで「ドーパミン」と「βエンドルフィン」の分泌を加速させるんです

ドーパミンとは、報酬系と言われており、「気持ちいい」快楽物質です。

βエンドルフィンとは、脳内麻薬とも言われていて、さらに気持ちよくさせる物質です。

そして、糖を摂ることでドーパミン、βエンドルフィンが一気に脳内に分泌され快感になり、それが本能的に組み込まれているんです。

なので、糖は中毒性があり次から次へと欲するようになっているんです。

糖は依存性、中毒性があり、大げさかもしれませんが、けっこうヤバイと思っておいた方がいいです。

糖といっても砂糖や角砂糖だけではなく、精製されている「白米」「小麦粉」「砂糖」これらが糖類と分類されます。

こんなの、毎日食べませんか?私もご飯やラーメン、甘いものも好きですし、何なら、食べたあとに脳内麻薬が出ているのを感じていましたもん

とはいえ、これらの白米や小麦粉避けて生活するのって厳しいですよね。

かなり難しいと思います。だいたい朝はパンを食べたり、食事にライスは欠かせないですよね。パスタ、うどん、パン、カレーライスなどなど、みんなが大好きな物にはもれなく糖類です。

これらを食べたらダメってなったらいったい何を食べていけばいいんだってなり、震えてきます。でもこれくらい私たちは糖類のことが好きだから摂りやすいし、摂り過ぎちゃうんです。

糖を摂りすぎるとどうなるのか?

「糖を摂りすぎると血糖値が急上昇」してしまいます。

血糖値が急上昇することで人は急激な眠気がきます。

みなさんもそんな経験ありませんか?

お昼休み、ランチを食べてしばらくすると急に眠たくなってしまうこと

午後の仕事や、学校の授業が全然集中できないこと

そんな人は、おそらく上記にあげたような精製された糖を過剰に摂取していると思われます。

もしも、心当たりがある人はこれらの糖類を意識するようにしましょう。

2.脂肪肝について

糖がもたらす病気についてですが、

脂肪肝というのは聞いたことありますでしょうか?

実はこの脂肪肝はもともとお酒をよく飲む人がなる病気だと思われていたそうなんです。

ところが、アルコールでもなるんですが、糖の摂りすぎでも脂肪肝になるということが最近、わかってきたそうです。

そして糖の摂りすぎによる余分な糖というのはどこに保存されていくか、ここが問題なんです。

余分な糖質は肝臓へいって中性脂肪となります。脂肪になるんです。

ここでポイントなのが「肝臓」にいって脂肪になるということです。

つまり皮下脂肪ではなく、内臓脂肪だということなんです。

一度は耳にしたことがると思いますがいわゆる「メタボリック」というやつですね

女性のように全体的にふっくらしているのではなくて、男性でも一見細身の人でもお腹だけボッコリ出ている人いたりしませんか?

あれが、内臓脂肪の付き方だそうです。女性は皮下脂肪が付きやすく、男性は内臓脂肪が付きやすいそうです。

どちらがヤバイか、

圧倒的に内臓脂肪の方がヤバイと認識しておきましょう。

内臓脂肪は付いているだけで慢性的にカラダに炎症を引き起こします

この肝臓へ貯まっていく脂肪は、肝細胞へと行き、その比率が30%を超えると脂肪肝という病気になります。そしてこれの恐ろしいのが、日本人の4人に一人が脂肪肝になってると言われているということなんです。

4人に1人が脂肪肝、実に25%の人が脂肪肝です。

脂肪肝になればどうなっていくか、次に肝硬変や肝臓がんへと繋がっていくことになります。

それはもう、命に関わっていくことになるんです。

元をただせば、糖の摂り過ぎから始まったことです。

白米、小麦粉、砂糖の摂り過ぎから始まり、ドーパミンやβエンドルフィンの分泌により気持ちよくなっていると思いきや、気付けば、体はだんだんと蝕まれているということなんです。

3.糖尿病について

日本人の6人に1人が糖尿病と言われているんです。

また、糖尿病にはⅠ型とⅡ型という種類があるのはご存知でしょうか?

Ⅰ型の糖尿病は何かしらの原因で、糖を分解するインスリンというのがうまく分泌されずに糖尿病が発症してしまいます。

Ⅱ型の糖尿病は、生活習慣によって糖尿病が発症してしまいます。

どういう状態かというと、主に食生活で糖の摂り過ぎにより血液中の血糖値が慢性的に高い状態になっていて、糖を分解するインスリンを受け付けにくい体になってしまいます。

その結果、糖尿病になってしまいます。

そして、この糖尿病はどのように怖いかというと、合併症へのリスクがかなり高いと言われているんです。つまり色んな病気を引き起こす入口となってしまうんです。

糖尿病がきっかけとなり、心筋梗塞や認知症や果ては癌まで引き起こしてしまう、とも言われています。

ここまで聞くとやっぱり怖いですよね。それでよく聞く対策としては、「糖質制限」です。

白米を食べないようにしておかずのみを食べたり、糖質を避けてお肉だけを食べたりなど、よく周りでも聞いたりします。

しかし、糖質を食べなければ良いというわけでもないんです。急激な糖質制限により同じようなことになってしまう事もあるようです。脂質を摂り過ぎてしまうことも原因にあげられますが、過度な糖質制限により、体の筋肉が落ちていってしまうんです。

その為、こちらの本では、糖質制限というのは推奨していないんです。

糖質制限をするよりも、何度も言いますが「空腹時間」なんです。結局「空腹時間」というところにいきつくんです。

そして、やはり空腹時間16時間とることで多少なりとも筋肉量が落ちていくこともあるようなので、この本でも、筋トレを軽くしていくことも推奨していました。

筋トレといっても激しいものではなく、普段エレベーターを使っているところを階段にしてみたり、少し歩いてみたり、積極的に荷物を運ぶようにしてみたりと日常で心がけていくだけでも違います。

あとは、空腹時間16時間を確保して、オートファジーです。もうこれだけなんです。

普通にご飯やパン、麺類も食べていいんです。そのかわり空腹時間をきっちりとる事。ただこれだけです。どうですか?実践可能な気がしてきませんか?

私は、このシンプルなルールが何より自分でも実践できそうと感じた理由です。

4.あらゆる病気を遠ざけることができる!?

空腹時間をつくることで、ほぼあらゆる病気を遠ざけることができるんです。

病気になってしまってからでは、治療という観点から空腹時間をつくることはやめたほうがいいかもしれませんが、オートファジーの機能はあらゆる病気を遠ざけるという予防の効果もあります。

現在、特に病気になっていないという方は、病気の予防という観点でオートファジー機能を活かしていきましょう。

①がん 

がんがどういう仕組みでがん細胞が増殖していくか、それはDNAの損傷により癌細胞が増殖し始めます。DNAが損傷することはよくある事だそうですが、ストレスや悪い物質など、腸の中で消化しきれずに残っている場合がありそれが腐敗していきます。腐敗したものが毒性の物質に変わっていき色んな要因でDNAが損傷していきます。

DNAが損傷したとしても治癒する働きもあるんですが、その損傷が増えていくと修復しきれなくなっていき、そのあたりから癌細胞が増殖していくようになります。

そのがんというものも、糖尿病と肥満との関係が深いことが最近になりわかってきたそうです。糖尿や肥満がDNAの損傷に関わっているということなんです。

ということで、DNAの損傷する機会を減らす、その為には、糖尿や肥満にならない、事が大事になってくるんです。その為には16時間オートファジーの実践になります。

なぜなら、10時間で脂肪が燃焼しだして、16時間でオートファジーが発動して体の中の老廃物を除去して細胞を生まれ変わらせることが出来るからなんです。

②高血圧症

高血圧症とはどういう状態なのか、

それは血液がドロドロになっているということなんです。脂質や糖質の摂り過ぎでドロドロになってしまいます。

ドロドロになるとどうなるのか、心臓に負担がかかってきてしまいます。

たとえばマックシェイクをストローで飲むとき、けっこう吸引力いりませんか?

対してお水やソフトドリンクを飲むときはスーっと楽に飲めますよね。あれと同じで血液がドロドロになることでかなり心臓や血管に負荷がかかってしまします。それが原因となり血管や心臓は固くなってしまいます。固くなってしまった箇所はやがて詰まりやすくなりやがて破裂や梗塞となってしまうんです。

そしてこのドロドロの血液は内臓脂肪が原因と言われています。内臓脂肪をため込まないようにするためにもオートファジーで予防していきましょう。

③認知症

認知症は色んな原因が言われていますが、やっぱり生活習慣病との関係が深いです。そして、活性酸素との関係も深いと言われています。

活性酸素とは、体を酸化、錆びさせるモノで、活性酸素を発生させるのが体の中の細胞にあるミトコンドリアというモノなんです。ミトコンドリアも古くなってくると活性酸素を発生させます。しかしオートファジー機能によって古くなったミトコンドリアを再生させることができます。そして活性酸素を抑えることができるんです。

活性酸素との関係が深い認知症も抑止していくことができます。

④アレルギー

花粉症やハウスダスト、色んなアレルギーがあります。ちなみに私はエビやカニの甲殻類アレルギーを持っています。昔、アレルギーということを知らずにカニ鍋をお正月に食べたら高熱が出たなんてこともありました。

このアレルギーとは何か、「免疫力の過剰反応」なんです。

体に備わっている免疫力が暴発している状態です。なぜ暴発するのか?なぜうまくコントロールできないのか?

免疫力はどこで作られているかというと、「腸」で作られています。

腸内環境の悪化により免疫力が過剰反応していることが多いようなんです。

なので腸への負担を軽くしていくには、オートファジー、とにかくオートファジーを発動させることがアレルギーの予防にも繋がります。

⑤感染症

オートファジーが細菌を分解するということもわかったようなんです。

もうオートファジー最強に感じてきました。

⑥老化

老化の原因としても活性酸素があげられます。

そして40代以降がミトコンドリアの質の低下が言われています。

ミトコンドリアが加齢によって弱ってきてしまします。今までは何とか持ちこたえていましたが40代以降はどうしても弱っていきます。

しかし、オートファジーで再生していくことを習慣化していくことで、若返りを図ることができます。

ここまでいろんな病気を書きましたが、それぞれに色んな原因があります。しかし解決策としては全部オートファジーで解決します。

16時間の空腹時間を作るだけなんです。

その16時間に睡眠時間を含んでいいんです。前後4時間の8時間空腹でもいいです。

それでどうしても空腹に耐えかねたら、ナッツがあります。ナッツならいつでもいくらでも食べてオッケーです。

16時間の空腹時間をとって合間にナッツを食べる。これでほぼ色んな病気を予防していくことが出来ます。

たったこれだけでいいんです。

実際にこのシンプルなやり方を実践した私も体重は落ちて、朝の目覚めも良くなり疲労も貯まりにくくなったように感じます。

ぜひ良かったら参考にしていただいて皆さんも実践してみてはいかがでしょうか。

詳しくはこちらの本

「空腹こそ最強のクスリ」を読んでみてください

それでは、また。